SBIネット銀行法人口座の2つの弱点うち1つがついに解消された。

法人の銀行口座を作ろうとしていて、どこの銀行が使いやすいかな~と調べている人に向けた記事です。個人的にはSBIネット銀行はセキュリティがしっかりしていて手数料も安いので気に入っています。2つの弱点がありましたが最近1つ解消したようで、より最強に近づきました。

法人口座はSBIネット銀行をおすすめする理由

SBIネット銀行の法人口座をおすすめするのには理由があります。ずっと使い続けているのですが、法人を設立したばかりの頃も、設立してから5年以上経った今も便利さを感じました。

審査が早い。登記簿がなくても申し込める

法人を設立したら、最初に預金口座を最初に作るところがスタートです。昔は銀行窓口に行けばすぐに作れたそうですが、最近は法人で悪さをする人が多いからなのか法人口座を作るのは時間がかかります。

法人設立登記を法務局で申請した日が設立日になるのですが、登記簿ができあがるのが10日くらいかかり、その登記簿を銀行に持って行ってスピーディに審査が進んても1週間かかります。早くても法人口座が使えるようになるまでトータルで3週間ほどの時間が必要です。

SBIネット銀行は、法人の登記簿がなくても法人口座開設の申請をすることができるため、窓口があるタイプの銀行に比べると1週間以上も早く銀行口座が開設できました。

デビットカードもついてくる

今までは会社の経費を個人のクレジットカードで立て替え払いしておけばよかったのですが、インボイス制度が始まってから経費精算が面倒になりました。会社の経費は会社のカードで払わないと事務負担が増えます。SBIネット銀行で法人口座を作れば、キャッシュカードと一体になったデビットカードをもらえるため、経費精算の手間をかけなくて済みます。昔は気にならなかったけど、最近は気になるポイントです。

個人と法人の口座間の振込手数料が無料

SBIネット銀行では、SBIからSBIへの振込手数料が無料です。これは小さな同族会社だと手数料の節約になって助かります。個人のお金を会社に貸したり返してもらうときに、個人でもSBIの口座を持っておくと、手数料がかからずに個人と法人の間で資金移動ができます。

設立したばかりの小さな会社で、法人の預金口座に資金をたくさん入れておくことはあまりなく、必要になったら個人口座から入れることが多々あります。いちいち手数料で資金を削られずに済むのは本当にありがたいです。

ちなみに、ネット銀行の有名どころだと、GMOあおぞら銀行と楽天銀行があります。どちらも個人口座と法人口座の資金移動には振込手数料がかかります。

外部への振込手数料が安い

あまり振込手数料をかけたくないのですが、どうしても個人口座よりは法人口座のほうが何かと手数料がかかります。それでも、SBI法人口座の振込手数料は145円と安く設定してあります。店舗がある銀行だと、660円や880円の手数料を取るところもあるので、結構な差になります。

証券口座などへのクイック入金機能がある

証券、FX、暗号資産通貨など、法人口座でもできる投資がいろいろあります。SBIの銀行口座で投資系の入金で不便を感じたことがありません。逆を言うと、どんな投資系の入金に対しても対応している柔軟性があるといえます。

スマホでセキュリティが管理できる

証券口座などへの入金、外部への振り込みなど、口座からお金が外に出る行為については認証作業が必要です。スマホアプリを入れておくと、アプリ上で対応できるのでセキュリティを保ちながらも便利に使うことができます。

法人クレジットカードの引き落としにも対応している

これは最近知りました。SBIにかかわらず、多くのネット銀行では従来はクレジットカードの引き落としに対応していませんでした。最近、法人の三井純友カードを作ったのですが、SBIネット銀行の法人口座を引き落とし口座に設定することができました。

オンラインバンキングの月額基本料が無料

個人だとオンラインバンキングは無料が当たり前なのですが、法人だと月額基本料がかかる銀行が多いです。店舗がある銀行はだいたい月額費用がかかります。SBIは法人口座でもオンラインバンキングの月額費用はかかりません。

SBIネット銀行の解消された弱点。ペイジーが可能になった

ペイジーは、オンラインバンキング上かATMで番号を入力することで口座から資金を即座に引き落とししてくれるサービスです。主に、税金の支払いでよく使われます。

SBIネット銀行の法人口座しか持っていない会社だと、源泉所得税や法人事業税などを、現金を持って郵便局や税務署の窓口で納付するか、個人がいったん立て替え払いをするしかありませんでした。でも、2024年の4月からSBIがペイジーに対応したことで、法人の税金はSBIの法人口座からペイジーできます。事務負担の大幅に減ります。

ペイジーできないのは長年のSBIの弱点だと感じていましたが、これが解消したら法人の経営でSBIを使う会社が増えるんじゃないかと思います。

実際にペイジーで社会保険料を払ってみる予定があるので、払ったら画像を追加します。

今後の解消が期待される弱点。口座振替への対応。SBIのせいじゃない

ペイジーで弱点が減ったのですが、もう1つ弱点が残っています。それが口座振替への対応です。クレジットカードの引き落としには対応していますが、まだ対応できない取引があります。

まず、中小機構の倒産防止共済です。よく利益が大きく出たときに決算直前にどかんと払うことで合法的に利益調整するのに使われる保険のようなものです。これは店舗のある銀行でないと加入できません。

もう一つは融資の引き落としの口座にも使えません。倒産防止共済と同様で、店舗のある銀行での手続きが必須となっているからです。SBIのカードローンはありますが、融資に比べると限度額と金利の条件が悪すぎます。

SBIにかかわらず、ネット銀行が全般的に対応できないところなので、今後も解消されることはないのかもしれません。でも、もし解消されたら店舗のある銀行の存在価値がなくなるほどの存在になりそうです。

まとめ

SBIネット銀行の法人口座は従来から便利でした。2024年の4月にペイジーに対応したことで、税金や社会保険料の支払いをオンライン上で済ませることができるようになりました。ここだけはずっと不便さを感じるところでしたが、ついに解消したことがとてもうれしいです。