副業で暗号資産通貨に手を出して、面倒な確定申告で苦労する人がたくさんいます。国税庁のサイトや書籍では暗号資産通貨の確定申告のやり方が詳しく書かれているので、まじめにやろうとすると時間と手間がすごくかかります。でも、本当にそんなに一生懸命やる必要はあるんでしょうか?実は適当に暗号資産通貨の損益計算をやったとしても税務署に怒られずに済んでしまう人がたくさんいるので、どんな人なのかを書いていきます。
暗号資産通貨の確定申告が面倒な理由

暗号資産通貨の確定申告がものすごく面倒なのは主に2つの理由があります。
取引ごとに日本円に換算するから
暗号資産通貨の確定申告がものすごく面倒なのは、取引の都度、日本円に換算する処理が必要だからです。
- 無料でもらった
- 別のクリプトに交換した
特に別のクリプトに交換したときの計算が面倒です。
手放したクリプトの取得価格の平均値を求めるから
別のクリプトに交換したり、日本円に交換したとき、もともと持っていたクリプトの取得価格の計算が面倒です。複数回に渡ってクリプトを取得していたら、平均値を求める計算をするので、これがとにかく大変です。
- 総平均法
- 移動平均法
国税庁が簡単なエクセルシートを公開してくれてはいますが、これを埋めるだけでもかなり労力がかかるので、売買や交換の回数が多くなったら、手間が膨大になりますし、計算が正しいのかを検算するのも難しくなります。
適当に損益計算したところで問題ない人の例

国税庁は大きな声で「暗号資産通貨の確定申告は適当で構わない」とは言えないので、あまり情報がありませんが、損益計算を適当にやっても問題ない人がたくさんいます。その例を紹介します。
年始と年末に全部日本円にしてしまう人
1/1時点で日本円のみの人が暗号資産をたくさん取引しても12/31時点で日本円しか持っていなかったら、暗号資産通貨の細かい計算は必要ありません。日本円の増減だけで暗号資産通貨の損益が簡単に計算できるからです。本来は国税庁のエクセルに数字を入れて明細を作っておくのが原則ですが、もしなかったとしても税務署は文句を言うことはないでしょう。正しく税金を払っているのが日本円の増減だけで検証できるからです。
所得控除などを引いたら税金がゼロになることが確実な人
空き時間にエアドロップ案件に参加しているけど、そんなに稼ぎが大きくなくて、生命保険料控除などの所得控除を引いたら税金がゼロになるような人も暗号資産通貨の損益計算をがんばる必要はありません。税金がゼロなのに手間をかけて損益計算をしたところで何も得しません。
年末調整しているサラリーマンで年20万に絶対に到達しない
税金ゼロの人と似ていますが、少し税金が発生するサラリーマンでもがんばる必要はありません。年末調整をしっかりやっていて、暗号資産を含む副業の所得が20万以下の場合は所得税の確定申告をやる必要がないからです。年収2000万円を超えていたり、医療費控除の確定申告をしたり、確定申告をする場合は暗号資産の所得が20万円以下でも損益計算をきっちりやらないといけない点には注意が必要です。
少額不追及なので20万超えても税務署ががんばらない可能性あり
ただ、税務署もヒマではありません。提出された膨大な確定申告書の処理をするだけで手いっぱいだと聞いたことがあります。20万を少し超えたから確定申告する人の申告書を税務署員が時間をかけて細かくチェックすることはないでしょう。彼らも効率的に成果を出さないといけないので、簡単かつ大量の税金を追徴できる案件から一生懸命に取り掛かります。少額の暗号資産はあまりやりたくないのではないでしょうか。
心配なら無料相談してみましょう
暗号資産通貨の損益計算を適当にやるか、一生懸命やるか。その判断基準となる例を紹介しました。紹介した例とドンピシャな人は少ないと思うので、自分の場合はどうすればいいのか判断が難しいと感じた方もいるはずです。そんなときは、暗号資産通貨に詳しい税理士に相談するのがおすすめです。無料だからと言って税務署に相談してはダメです。税務署は提出された申告書をチェックする機関なので、申告書の作成についてノウハウを持っていないからです。事例をたくさん見ている暗号資産通貨に強い税理士に相談するのが確実でしょう。




