freeeが外貨換算できない問題を解決する方法3つ。アプリ利用、経理方式、ソフト乗り換え。

会計ソフトのfreeeは外貨換算の機能がありません。例えば、輸出物販をやっていて、米ドルで売上代金をもらったとしても、円換算した金額を自動で計算してはくれません。外貨換算アプリを使う、経理方式を変更するか、会計ソフトを乗り換えるか、解決策は3つです。

freeeは外貨換算できない。今後も特に対応の予定はなさそう

会計ソフトのfreeeでは外貨の取引を自動で円換算して仕訳として取り込む機能はありません。「外貨取引を登録する」「外貨建取引をアプリで管理する」のヘルプページで見てもfreee会計が自動で処理してくれるような記述はありません。

freeeの外貨建取引管理アプリで外貨の換算をする

会計ソフトで直接外貨の換算をする機能はありませんが、外貨建取引管理アプリを別で利用することで、日本円に換算した金額を計算することができます。ヘルプセンターの「外貨建取引をアプリで管理する」というタイトルの記事に詳しく書いてあります。Youtube動画の説明もアップされています。

日別の為替レートが登録されていて、取引日と外貨建ての取引金額を入力することで、「その日の為替レートは150円だったので、日本円に換算したら16500円になります」という感じです。アプリを会計ソフトのfreeeに連携させることで、会計ソフトへ取り込むことが可能です。

外貨建て取引の回数だけ、手入力で取引日と外貨での取引額を入力しないといけないので、時間と手間はかかります。

経理方式を変更する。外貨での取引をできるだけ記帳しない

freeeの外貨建取引管理アプリを入れても経理の手間が大して減らないと感じたのであれば、経理方式を変更して外貨換算の回数を最低限に抑える工夫をしたほうがいいです。

例えば、アメリカのアマゾンで輸出したときに、「売掛金/売上」の仕訳処理をするとなると、売れた日の為替レートとドル建ての販売額を掛け算して日本円に換算します。1日分をまとめて計上するとしても月間30回です。次に日本の銀行預金に資金を移動させたら、また為替レートの変動を受けるので、そこでも換算が必要です。週1回の資金移動としても、月35回の外貨換算をやらないといけません。

そこで、経理方式を変更することを検討します。輸出でモノが売れたときには仕訳を起こしません。日本の預金に売上金がまとめて入ったタイミングで「預金/売上」と処理するのです。厳密な会計基準からは外れるものの、日本の預金口座に入るときは日本円で入ってくるので、自分で円換算を計算する必要がないのです。月末や期末に、まだ日本の預金口座に入っていないドル建ての売掛金が残っていたら、それを日本円に換算することだけは避けられないですが、月1-2回の換算です。手間はほとんどありません。

会計ソフトを乗り換える。MFクラウドなら外貨換算できるけど・・・

freeeが外貨換算をしてくれない問題の解決方法。3つ目は会計ソフトを乗り換えてしまう方法を紹介します。多くの会計ソフトが外貨換算を自動でやることができませんが、MFクラウドは外貨換算に対応しています。

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例えば、ペイパルではドルやユーロやポンドなどのいろんな通貨で取引ができますが、MFクラウドとペイパルを紐づけることで、ペイパルの取引を自動で円換算してMFクラウド会計に取り込んでもらえます。MFクラウドとfreeeはライバル同士として位置づけられていますが、この外貨換算の機能についてはMFクラウドだけが対応している状況です。どうしても自動で外貨換算してほしいならfreeeからMFへ乗り換えを検討するといいでしょう。

ただ、個人的には、自動での外貨換算にこだわらないほうがいいと感じます。ペイパルの一つ一つの取引は円換算して取り込んでもらえたほうが楽なのですが、ペイパルの正しい残高にならないためです。お試しでMFクラウドでペイパルを連携させてみてください。一つ一つの取引は円換算してもらえますが、ペイパルの残高が大きすぎたり、マイナス表示になったりします。外貨換算はできますが、残高管理まではできないのです。

まとめ

freeeでは外貨換算ができません。外貨換算できないこと自体は実はたいした問題ではないのです。経理方式を見直して外貨換算の回数を減らしていくことこそが、経理の手間を省く一番の近道ということ、ぜひ頭の片隅に入れておいてほしいです。